
現代社会は、核家族化の進行や価値観の多様化により、人々の暮らしや意識が大きく変化しています。
その中で、古くから人々の心の拠り所であった寺院や仏教との関係性もまた、変革の時を迎えています。
「檀家制度が維持できない」「後継者がいない」「寺院の護持が困難になっている」
こうした切実な声は、決して一部の寺院様だけの問題ではありません。
また、志高く僧籍を取得されながらも、ご自身の活動の場が限られ、布教に専念したくともままならない個人の僧侶様も少なくないのではないでしょうか。
これは、仏教が社会から必要とされなくなったということでは決してありません。
むしろ、先行きの見えない現代社会において、心の安らぎや生きる指針を求める声は、日増しに高まっています。
問題は、その尊い教えを、それを必要とする人々に届ける「仕組み」が、時代の変化に対応しきれていない点にあると私たちは考えています。
当寺院はその一助の掛け橋となれれば幸いです。
ご応募お待ちしております。
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