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盛り塩が危ない理由とは?正しい場所への置き方と逆効果な方法を解説

盛り塩が危ない理由

玄関や寝室に『盛り塩』を置いている人、要注意です!
開運や邪気払いのために盛り塩をしたつもりが、実は知らず知らずのうちに悪い気を呼び込んでいる可能性があります。

間違った方法で盛り塩をすると、運気を下げたり、悪い気を逆に引き寄せたりすることも…。

この記事では、盛り塩がなぜ危険と言われるのかを詳しく解説し、避けるべきNGパターンから正しい盛り塩の置き方、スピリチュアルな効果まで、徹底的に解説します。

運気を本当に高めたい方は、ぜひチェックしてください。

「盛り塩は危ない」と言われる理由

盛り塩が危ない理由の解説

盛り塩は、古くから日本の風習として伝わる厄除けや浄化の方法です。

しかし、その一方で「盛り塩は危ない」という声も聞かれます。

なぜ、神聖なものであるはずの盛り塩が危険視されることがあるのでしょうか。

それは、期待する効果が得られないばかりか、かえって悪い影響を招く可能性があるからです。

この記事では、盛り塩が危ないと言われる具体的な理由と、絶対に避けるべきNGパターン、そして安全に効果を得るための正しいやり方を詳しく解説します。

盛り塩について不安を感じている方、これから試したいけれど心配な方は、ぜひ参考にしてください。

間違った盛り塩が運気を下げる原因になる

盛り塩は、その場所に溜まった悪い気を吸い取り、空間を浄化する力があると信じられています。

しかし、やり方を間違えると、その浄化作用がうまく働かないことがあります。

例えば、汚れた塩を使ったり、交換を怠ったりすると、塩自体が悪い気を溜め込み、浄化どころか邪気を発する源になってしまう可能性があるのです。

また、置くべきでない場所に置いてしまうことも、運気を下げる原因となりえます。

盛り塩は、ただ置けば良いというものではありません。場所のエネルギーとの相性や、家全体の気の流れを考慮せずに設置すると、かえって気のバランスを乱し、運気の低下を招くことも考えられるのです。

悪い気を逆に留めてしまう可能性がある

盛り塩の大きな役割の一つは、外部からの邪気や悪い気が家の中に入り込むのを防ぐことです。

しかし、盛り塩の管理が不適切だと、吸い取った悪い気を浄化できず、そのまま溜め込んでしまうことがあります。

特に、長期間交換されずに放置された盛り塩は、悪いエネルギーの塊となり、その場に邪気を留めてしまう危険性があるのです。

これは、フィルターが汚れて機能しなくなるのと同じような状態です。

本来浄化のために置いた盛り塩が、逆に悪い気を引き寄せ、溜め込むスポットになってしまっては本末転倒です。

盛り塩が悪い気を留めてしまうリスクを避けるためには、正しい管理方法を理解し、実践することが非常に重要になります。

盛り塩のスピリチュアルなリスク

盛り塩はスピリチュアルな行為であり、目に見えないエネルギーに働きかけるものです。

そのため、間違った方法で行うと、意図しないスピリチュアルなリスクを招く可能性も指摘されています。

例えば、盛り塩に対して不敬な態度をとったり、遊び半分で行ったりすると、神聖なものへの冒涜とみなされ、思わぬ不運を呼び込む可能性があるかもしれません。

また、盛り塩に頼りすぎるあまり、自分自身の浄化や努力を怠ってしまうことも、スピリチュアルな観点からはリスクと言えるでしょう。

盛り塩はあくまでサポート役であり、自身の心を清らかに保ち、前向きに行動することが、運気を切り開く上での基本です。

盛り塩の力を過信せず、正しい心持ちで向き合うことが大切なのです。

じぞ丸

「盛り塩は危ない」と言われる理由では、盛り塩のやり方や置き場所を誤ると逆効果になることがわかりました。

絶対に避けたい「危ない盛り塩」のNGパターン

危ない盛り塩の置き方

盛り塩の効果を正しく得るためには、やってはいけないNGパターンを知っておくことが不可欠です。

知らず知らずのうちに運気を下げてしまうような「危ない盛り塩」を避けるために、以下の点に注意しましょう。

これらのNGパターンは、古くからの言い伝えや風水の考え方に基づいています。なぜそれが良くないのか、理由とともに理解することで、より安全に盛り塩を活用できます。

これらのNGパターンを一つひとつ確認し、ご自身の盛り塩が当てはまっていないかチェックしてみてください。

もし該当するものがあれば、すぐに見直すことをおすすめします。

枕元への盛り塩はNG

寝室、特に枕元に盛り塩を置くのは避けるべきとされています。

寝室は一日の疲れを癒し、心身を休めるための大切な空間です。

そこに浄化作用の強い盛り塩を置くと、エネルギーが活性化しすぎてしまい、かえって安眠を妨げる可能性があると考えられています。

リラックスすべき場所には、刺激の強いものは置かない方が良いでしょう。

また、盛り塩が吸い取った邪気が、寝ている無防備な状態の自分に向けられてしまうという説もあります。

質の高い睡眠は健康と運気の基本です。

枕元には盛り塩ではなく、リラックス効果のあるアロマや、穏やかなエネルギーを持つとされる水晶などを置く方が適しているかもしれません。

鬼門・裏鬼門のライン上に置いてはいけない

家相において、鬼門(北東)と裏鬼門(南西)は、鬼が出入りする不吉な方位とされ、特に注意が必要な場所です。

この鬼門と裏鬼門を結ぶライン上は、エネルギーの流れが不安定になりやすいと言われています。

そのため、このライン上に盛り塩を置くと、かえって邪気を刺激し、家のエネルギーバランスを崩してしまう恐れがあるのです。

鬼門や裏鬼門の方角自体を清めるために盛り塩を置くことはありますが、そのライン「上」に直接置くのは避けるべきとされています。

家の中心から見て、北東と南西を結ぶ線上には盛り塩を設置しないように注意しましょう。

配置に迷う場合は、専門家のアドバイスを参考にするのも良い方法です。

汚れた場所や散らかった場所に盛り塩を置かない

盛り塩は空間を清めるためのものですが、置く場所自体が汚れていたり、物が散乱していたりすると、その効果を十分に発揮できません。不潔な場所は、それ自体が悪い気を発生させやすい環境です。そのような場所に盛り塩を置いても、浄化が追いつかず、逆効果になる可能性があるのです。

盛り塩を置く前には、まずその場所をきれいに掃除し、整理整頓することが大切です。

清潔な環境に盛り塩を置くことで、初めてその浄化作用が最大限に活かされます。

玄関、水回りなど、盛り塩を置きたい場所は、常に清潔を保つよう心がけましょう。

掃除と盛り塩はセットで考えるのが基本です。

塩が変色・崩れたまま放置するのは危険

盛り塩に使った塩は、時間が経つにつれて湿気を吸ったり、周囲の気を吸い取ったりして、変色したり形が崩れたりすることがあります。

これは、塩が役目を果たしている証拠とも言えますが、そのまま放置しておくのは非常に危険です。

変色したり崩れたりした塩は、邪気を溜め込んでいる状態と考えられます。

このような状態の盛り塩を放置すると、浄化どころか、その場に悪い気を撒き散らすことになりかねません。

盛り塩の状態はこまめにチェックし、色が変わったり、形が大きく崩れたり、固まってしまった場合は、すぐに新しい塩と交換するようにしましょう。

古くなった塩は、感謝の気持ちを込めて適切に処分することが重要です。

人工的な成分が入った塩は使わない

盛り塩に使う塩は、できるだけ自然に近いものを選ぶのが基本です。

食卓塩など、サラサラにするための添加物や化学的な成分が含まれている精製塩は、盛り塩には適していません。

これらの人工的な成分は、塩本来が持つ自然な浄化の力を弱めてしまう可能性があると考えられています。

盛り塩には、海水から作られた天然塩(粗塩)や、岩塩など、できるだけ人の手が加えられていない純粋な塩を選びましょう。

天然塩は、大地のエネルギーや海のミネラルを豊富に含んでおり、より高い浄化効果が期待できるとされています。

塩選びも、盛り塩の効果を左右する大切なポイントなのです

丑三つ時に盛り塩を作らない・置かない

丑三つ時(うしみつどき)とは、現代の時間でいうと深夜1時から3時頃を指します。

古来より、この時間帯は草木も眠り、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が活動するとされ、陰の気が最も強まる時間と考えられてきました。

このような時間に、神聖なものである盛り塩を作ったり、設置したりする行為は避けるべきとされています。

陰の気が強い時間帯に盛り塩を扱うと、意図せず悪い気を呼び込んでしまう可能性があるためです。

盛り塩の準備や設置は、できるだけ日中の明るい、陽の気が満ちている時間帯に行うのが望ましいでしょう。

特に午前中が推奨されることが多いです。

一度使った塩を再利用して盛り塩にしない

盛り塩として一度使った塩は、たとえ見た目がきれいであったとしても、再利用するのは絶対にやめましょう。

盛り塩は、その場の邪気や悪いエネルギーを吸い取ってくれる役割を担っています。

使用済みの塩には、目には見えなくても、吸い取ったマイナスの気が溜まっていると考えられます。

このような塩を再び盛り塩として使うことは、溜め込んだ悪い気を再び空間に撒き散らすことになりかねません

また、食用にしたり、お風呂に入れたりすることも避けるべきです。

一度役目を終えた塩は、感謝の気持ちを持って適切に処分し、常に新しい清潔な塩を使うように心がけましょう。

再利用すると溜め込んだ悪い気を再び空間に撒き散らす可能性があるため、絶対にやめてください。

塩の量が多すぎる盛り塩は逆効果になる

盛り塩の効果を高めたいと思うあまり、大量の塩を使って大きな盛り塩を作りたくなるかもしれません。

しかし、塩の量が多ければ多いほど効果が高まるというわけではありません。

むしろ、過剰な量の塩は、エネルギーが強すぎたり、空間の気の流れを滞らせたりする原因となり、逆効果になる可能性があるのです。

一般的に、盛り塩一箇所あたりの塩の量は、10gから15g程度、小皿に山形に盛れるくらいが適量とされています。

大切なのは量よりも、質(天然塩を使うこと)と、こまめな交換、そして置く場所です。

適切な量を守り、バランスの取れた盛り塩を心がけましょう。

家中あちこちに盛り塩を置きすぎない

家全体の浄化を願って、家のあちこちにたくさんの盛り塩を置きたくなるかもしれませんが、これも避けるべきNGパターンの一つです。

盛り塩は確かに浄化の力がありますが、置きすぎると家全体のエネルギーバランスを崩してしまう可能性があります。

特に、エネルギーの流れを堰き止めてしまうような配置は良くありません。

盛り塩を置く場所は、玄関や水回り、気になる部屋など、ポイントを絞って設置するのが効果的です。

基本的には、家の入り口である玄関に左右一対で置くのが一般的です。

家中を盛り塩だらけにするのではなく、本当に浄化が必要な場所を見極めて、適切な数だけ置くようにしましょう。

じぞ丸

絶対に避けたい「危ない盛り塩」のNGパターンでは、枕元や鬼門ラインへの設置、多量の塩の使用などが危険ですね。

正しい盛り塩のやり方とポイント

正しい盛り塩の盛り方

盛り塩は、正しい知識を持って丁寧に行えば、決して怖いものではありません。むしろ、私たちの住空間を清め、運気を整えるための心強い味方となってくれます。以下のポイントを押さえて、安心して盛り塩を取り入れてみましょう。

これらの基本を守ることで、盛り塩が持つ本来の力を引き出し、安全にその恩恵を受けることができるでしょう。

天然塩を選んで使う

盛り塩の効果を最大限に引き出すためには、使用する塩の選び方が非常に重要です。先述の通り、食卓塩などの精製塩ではなく、必ず「天然塩」または「粗塩」と呼ばれる、自然の海水から作られた塩を選びましょう。天然塩には、海のミネラルが豊富に含まれており、これが高い浄化力を持つとされています。

スーパーマーケットや自然食品店などで購入できます。「盛り塩用」として販売されているものもありますが、成分表示を確認し、「原材料名:海水」のみ、またはそれに近いシンプルなものを選ぶのがおすすめです。岩塩も天然の塩ですが、盛り塩には海水由来の塩の方がより一般的とされています。

玄関や入口への盛り塩の置き方

盛り塩を置く最も代表的な場所は、家の「玄関」です。玄関は、良い気も悪い気も入ってくる場所であり、家全体の運気を左右する重要なポイントとされています。玄関に盛り塩を置くことで、外部からの邪気を払い、家の中に清浄な気を招き入れる効果が期待できます。

置き方としては、玄関のドアを開けて外から見たときに、左右両脇に一対で置くのが基本です。お皿の上に、円錐形または八角錐形に塩を盛り付けます。塩の量は一箇所につき10~15g程度が目安です。直接床に置くのではなく、必ず小皿などの容器に乗せて設置しましょう。人の出入りやドアの開閉の邪魔にならない場所に置くことも大切です。

方角に基づいた適切な盛り塩の配置

盛り塩は、玄関以外にも、家の中の気になる場所や、特に浄化したい場所に置くことができます。その際、風水における方角の考え方を取り入れることで、より効果的な配置が可能です。例えば、不浄な場所とされやすいトイレや洗面所、キッチンなどの水回りに置く場合は、その方位の持つ意味も考慮すると良いでしょう。

むやみに多くの場所に置くのではなく、エネルギーの流れを良くすることを意識して配置することが大切です。また、特定の方角の運気を上げたい場合なども、その方角に盛り塩を置くことがありますが、置きすぎには注意が必要です。

鬼門ラインや家の四隅の正しい考え方

鬼門(北東)と裏鬼門(南西)は注意が必要な方位ですが、これらを清める目的で盛り塩を用いること自体は間違いではありません。問題なのは、鬼門と裏鬼門を結ぶ「ライン上」に置くことです。鬼門や裏鬼門の方角にあたる部屋の隅などに置く場合は、ライン上を避けて設置すれば問題ないとされています。

また、家の四隅に盛り塩を置いて結界を張る、という考え方もあります。これは家全体を保護し、浄化する意味合いがありますが、これも置きすぎると気の流れを滞らせる可能性も指摘されています。もし四隅に置く場合は、家全体のバランスを見ながら、少量ずつ試してみるのが良いかもしれません。

盛り塩は定期的に交換して清潔さを保つ

盛り塩の効果を持続させ、かつ「危ない盛り塩」にしないために最も重要なのが、定期的な交換です。盛り塩は悪い気を吸い取るため、時間が経つと効果が薄れたり、邪気を溜め込んだ状態になったりします。交換頻度は、置く場所や環境によって異なりますが、一般的には月に2回、1日と15日に行うのが良いとされています。

少なくとも週に1回程度は交換するのが理想的です。特に湿気の多い場所や、人の出入りが多い玄関などは、塩が固まったり汚れやすかったりするため、こまめな交換が必要です。交換の際は、古い塩を適切に処分し、お皿もきれいに洗ってから新しい塩を盛りましょう。常に清潔な状態を保つことが大切です。

盛り塩を処分する際の注意点

役目を終えた盛り塩の処分方法にも注意が必要です。使用済みの塩には、吸い取った邪気が溜まっている可能性があるため、感謝の気持ちを込めて丁寧に処分しましょう。最も一般的な方法は、キッチンや洗面所のシンクから水で流すことです。使用済みの塩には、吸い取った邪気が溜まっている可能性があるため、「ありがとうございました」と心で唱えながら流すと良いでしょう。

庭がある場合は、土に埋めるという方法もありますが、塩分が植物に影響を与える可能性があるため注意が必要です。また、ゴミとして捨てる場合は、他の生ゴミなどとは分け、白い紙などに包んでから捨てると、より丁寧な処分方法とされています。決して食用にしたり、再利用したりしないようにしてください。

失敗した場合の正しい対処法

もし、これまで間違った方法で盛り塩をしていたことに気づいた場合や、うっかりNGパターンを行ってしまった場合でも、過度に心配する必要はありません。大切なのは、気づいた時点ですぐに正しい方法に改めることです。まずは、間違った場所に置いていた盛り塩や、古くなった盛り塩を、感謝を込めて適切に処分しましょう。

そして、置く場所をきれいに掃除し、新しい天然塩を使って、正しい方法で盛り塩を設置し直します。もし、何か良くないことが起こったと感じる場合は、神社でお祓いを受けたり、専門家に相談したりするのも一つの方法です。失敗から学び、今後は丁寧に正しく行うことを心がければ大丈夫です。ここで何か良くないことが起こったと感じても、すぐに対処すれば問題ありません。

じぞ丸

正しい盛り塩のやり方とポイントでは、適切な塩の選び方や交換頻度などを守る必要がありますね。

盛り塩の基本的な意味とスピリチュアルな効果

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ここまで盛り塩の危険性や注意点について解説してきましたが、本来、盛り塩は私たちの生活に良い影響をもたらすための、古くからの知恵であり風習です。ここでは、盛り塩が持つ基本的な意味と、期待されるスピリチュアルな効果について改めて見ていきましょう。なぜ人々は盛り塩を行うのか、その根底にある考え方を理解することで、より深く盛り塩と向き合うことができます。

日本の文化や精神性に根ざした行為としての盛り塩の意味を知ることで、より敬意を持って実践できるようになるでしょう。

盛り塩が持つスピリチュアルな意味

盛り塩の根底にあるのは、「塩」が持つとされる強力な浄化の力です。古来より、塩は穢れ(けがれ)を払い、場を清める神聖なものと考えられてきました。神道の儀式でお祓いに塩が使われたり、相撲で力士が土俵に塩を撒いたりするのも、この浄化作用を期待してのことです。盛り塩は、この塩の力を借りて、空間や環境を清浄に保つためのスピリチュアルな行為なのです。

また、塩の結晶の形が、エネルギーを集め、安定させる力を持つとも言われています。盛り塩を特定の場所に置くことで、その場のエネルギーを整え、結界のような役割を果たし、悪いものから守ってくれると信じられています。

悪い気を払って場を清める効果

盛り塩に期待される最も代表的な効果は、邪気や悪い気を払い、その場を清めることです。家の中や特定の場所に溜まった淀んだエネルギーや、外部から持ち込まれるマイナスの気を、塩が吸い取ってくれると考えられています。これにより、空間が浄化され、清々しい状態に保たれるのです。

特に、人の出入りが多い玄関や、水回りなど、気が滞りやすいとされる場所に置くことで、効果を発揮しやすいと言われています。場の空気が重いと感じる時や、なんとなく嫌な感じがする場所に盛り塩を置くことで、状況が改善されることも期待できます。空間のデトックスのような役割を果たしてくれるのです。

運気を向上させるための盛り塩の意味

空間が清められ、良い気の流れが生まれると、そこに住む人の運気も向上すると考えられています。盛り塩によって邪気が払われ、清浄なエネルギーで満たされることで、家全体の運気が底上げされ、幸運を呼び込みやすくなるのです。健康運、金運、仕事運、対人運など、様々な面での良い影響が期待されます。

ただし、盛り塩だけで全ての運気が劇的に良くなるわけではありません。盛り塩はあくまで環境を整えるサポート役であり、自分自身の努力や心がけも同様に重要です。清められた空間で、前向きな気持ちで過ごすことが、さらなる運気アップへと繋がっていくでしょう。

盛り塩が商売繁盛に効果的とされる理由

飲食店や商店の入り口に盛り塩が置かれているのをよく見かけます。これは、盛り塩が商売繁盛にも効果があると信じられているためです。玄関に盛り塩を置くのと同じように、お店の入り口に置くことで、悪い気を払い、良いお客さんや幸運を呼び込む「縁起担ぎ」の意味合いがあります。

また、盛り塩は「お客様への感謝とおもてなしの心」を表すとも言われています。お店を常に清浄に保ち、お客様を気持ちよくお迎えするという姿勢を示す意味も込められているのです。清潔で活気のあるお店は、自然と人が集まりやすくなります。盛り塩は、そのような良い循環を生み出すための一助となると考えられています。

じぞ丸

盛り塩の基本的な意味とスピリチュアルな効果では、盛り塩が強い浄化力を持ち、運気や商売繁盛にも役立つことがわかりましたね。

盛り塩に関するよくある質問

正しく実践すれば危険を避けて活用できるということを前提に、盛り塩に関して多くの人が抱く疑問や不安にお答えします。これらのポイントを押さえれば、より安心して盛り塩を取り入れることができるでしょう。

玄関やトイレへの盛り塩は危険という話の真相

「玄関やトイレに盛り塩を置くと危ない」という話を聞くことがありますが、これは多くの場合、間違ったやり方をしているケースを指しています。基本的に、玄関やトイレは盛り塩を置くのに適した場所です。玄関は気の入り口であり、トイレは不浄な気が溜まりやすい場所なので、浄化のために盛り塩は有効とされています。

ただし、汚れたままの場所に置いたり、長期間交換しなかったりすると逆効果になるため注意が必要です。また、玄関マットの下に隠すように置いたり、トイレのタンクの上に置いたりするなど、不適切な場所に置くのも良くありません。正しい方法で、清潔に管理すれば、玄関やトイレへの盛り塩は危険ではありません。

盛り塩が固まらない時の正しい対処法

盛り塩は通常、湿気を吸って固まったり、形が崩れたりするものですが、逆にいつまでもサラサラのままで固まらない、というケースもあります。これにはいくつかの原因が考えられます。一つは、その場所が非常に乾燥している場合です。特に冬場やエアコンの効いた部屋などでは、塩が湿気を吸いにくいことがあります。

もう一つは、使用している塩が天然塩ではなく、湿気にくい加工がされた精製塩である可能性です。天然塩を使っているにも関わらず固まらない場合は、その場所の気が比較的安定している、あるいは浄化作用がまだ十分に働いていない可能性も考えられます。いずれにしても、定期的な交換は怠らないようにしましょう。

盛り塩が黒く変色した時はどうする?

盛り塩が黒っぽく変色することがあります。これは、塩が周囲の強い邪気やマイナスのエネルギーを強力に吸い取った結果と考えられます。特に、何か良くない出来事があった後や、その場所の気が非常に悪い場合に起こりやすいとされています。黒く変色した盛り塩を見つけたら、それは塩が役目を果たしてくれた証拠です。

すぐにその盛り塩を感謝の気持ちと共に適切に処分し、新しい塩と交換しましょう。お皿も念入りに清めてください。もし頻繁に黒く変色するようなら、その場所の浄化を強化する必要があるかもしれません。部屋の換気を頻繁に行ったり、他の浄化方法(お香を焚く、セージを焚くなど)を併用したりするのも良いでしょう。ここでは黒く変色した盛り塩を放置しないことが大切です。

盛り塩のお皿はどんな種類が適している?

盛り塩を乗せるお皿にも、特に決まりはありませんが、一般的には白無地の陶器製の小皿がよく使われます。白は浄化や神聖さを象徴する色であり、陶器は自然の土から作られているため、盛り塩との相性が良いとされています。大きさは、直径5cm~10cm程度のものが使いやすいでしょう。

形は円形や八角形のものが好まれます。八角形は風水で「全方位からの良い気を引き寄せる」とされる縁起の良い形です。高価なものである必要はありませんが、欠けたり汚れたりしていない、清潔なものを選びましょう。デザインにこだわりたい場合は、ガラス製や天然石で作られたお皿などもあります。

寝室に盛り塩を置いてはいけない理由とは?

NGパターンでも触れましたが、寝室、特に枕元に盛り塩を置くのは避けるべきとされています。その主な理由は、寝室が心身を休ませるためのリラックス空間であるためです。盛り塩の持つ強い浄化エネルギーが、睡眠中の無防備な状態には刺激が強すぎ、安眠を妨げたり、悪夢を見たりする原因になる可能性があるからです。

また、盛り塩が吸い取った邪気が、寝ている間に自分自身に影響を与えることを懸念する声もあります。寝室の空気を清めたい場合は、盛り塩ではなく、観葉植物を置いたり、穏やかな香りのアロマを焚いたり、換気をこまめに行ったりする方が適しているでしょう。リラックスできる環境作りを優先することが大切です。

まとめ|盛り塩の危険性を理解して安全に活用しよう

この記事では、「盛り塩は危ない」と言われる理由から、避けるべきNGパターン、そして正しいやり方やスピリチュアルな意味まで、幅広く解説してきました。盛り塩は、やり方を間違えたり、管理を怠ったりすると、確かに逆効果となり運気を下げてしまう危険性があります。しかし、それは盛り塩自体が悪いのではなく、扱い方に問題がある場合がほとんどです。

天然塩を選び、適切な場所に置き、こまめに交換して清潔を保つ、そして感謝の気持ちを持って処分する。これらの基本的なポイントを押さえ、NGパターンを避ければ、盛り塩はあなたの住空間を清め、運気を整えるための力強い味方となってくれるでしょう。危険性を正しく理解し、注意点を守りながら、盛り塩が持つ本来の力を安全に活用していきましょう。

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この記事を書いた人

昌一寺でございます。

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